町工場の事業承継・組織改革の実録 売上の正体は「掛け算」だ。見積件数と受注率でサボりを見抜く評価システムと、心地よい正論に潜む致命的な罠
「見積件数×受注率」――マーケティング理論を武器に、精神論を排した評価基準を叩きつけるゆういち。アプローチリストを「0次評価」と定義し、言い訳を許さない仕組みに山田社長も「面白い」と身を乗り出す。ロジックの歯車が完璧に噛み合い、改革は加速したかに見えた。しかし、その滑らかな回転の裏側で混じり始めた「異音」に、まだ誰も気づいていない。実録・組織改善の光と影、第5話。