
金型に使う材質で
SKDとSKHは
何が違うんですか?

SKDは、ダイス鋼ともよばれ
金型用の合金工具鋼です。

SKHは、ハイス鋼ともよばれ
高速度工具鋼になります。

じゃあ、SKDのほうが
金型に向いているんですね。

うーん。
回答が難しいですね。

部品の用途や金型の種類による
という回答になります。

良く分からないです。

私も説明が難しいのですが、
SKHは、
エンドミルやドリルといった
工具で使用されているように
とても強い材質です。

ただし、SKHはSKDの
3倍ほど高価な鋼材なんです。

なので、金型が
高価にならないように
重要な箇所に使用する
という感じです。

つまり、
試作型の部品は、SKD
量産型の部品は、SKH
という感じですか?

そういう考えや
薄板やアルミといった
柔らかい素材の
打ち抜き加工はSKD

ステンレス等硬いものや
板厚が厚めのものなどの
打ち抜き加工で
摩耗が心配な時にSKHを
使用します。

なるほど・・・。
難しいですね・・・!

大丈夫ですよ。
ポイントさえ押さえれば、
誰でも最適な材質を
選べるようになりますよ!
というやりとりがありました。
【決定版】SKDとSKHはどう選ぶ?金型設計を支える「工具鋼」の基礎知識
「ダイス鋼とハイス鋼、どっちがいいの?」
そんな現場の疑問をスッキリ解決!
SKD11やSKH51など、JIS記号に隠された
意味から用途に応じた最強の使い分けまで、
金型製作に欠かせない工具鋼の正体を
初心者向けにナビゲートします。
そもそも工具鋼とは?「モノづくりの道具」を支える特殊鋼の正体

そもそも、
工具鋼ってなんですか?

工具鋼は、工具や金型の
材料として使用される
特殊鋼の1つです。
特殊鋼は、使用用途によって
以下の3つに分類されます。
- ✔ 構造用鋼(機械部品など)
- ✔ 工具鋼(金型・刃物など)
- ✔ 特殊用途鋼
- (ステンレス・耐熱鋼など)
工具鋼は、この「特殊鋼」という
大きなグループの中の一つです。

特殊鋼の分類の中に
工具鋼があるんですね。

そうです。

要するに「道具用の鋼」
ってことですよね?
もっと詳しく教えて下さい!
JISによる定義と現場目線の「わかりやすい要約」

日本の産業規格
「JIS」では、このように
定義されているんですよ。
📖 外部リンク・出典
3817 工具鋼:
金属又は非金属材料の切削、
塑性加工用などの各種治具・
工具に用いる鋼の総称。

ちょっと言葉が硬いので、
要点をわかりやすく
まとめてみましょう!
工具鋼とは、
主に以下の目的で使用される鋼です。
- ✔ 金属・非金属材料の「切削加工」
- ✔ 金型などを用いた「塑性加工」
- ✔ 各種治具・工具としての利用
モノづくりの現場を支える
「道具」の材料、それが工具鋼です。

「何かを作るための材料」
ってイメージですね!

バッチリです!
ただ、用途が広すぎて
種類がめちゃくちゃ
多いのも特徴なんです。

一般的な刃物から、超精密な
金型、熱に耐えるドリルまで、
それぞれに特化した「工具鋼」
があるんですよ。
- ✔ 特殊鋼の主要な分類の1つであり、
「加工するための道具」
に使われる鋼材。 - ✔ 包丁などの身近な刃物から、金型、
切削用のドリル、測定工具まで
幅広く使用されている。 - ✔ 金属や非金属を「切削」または
「塑性加工」するための
治具・工具用と定義されている。 - ✔ モノづくりに欠かせない、
「硬さ」と「粘り」を
両立させた特殊な素材。

工具鋼の種類は3つだけ!それぞれの特徴と「SK材」の基本

工具鋼には
色んな種類があるので
良く分かりません。

工具鋼は、JIS規格で
化学成分及び性能を考慮して
3種類に分類されています。

教えてもらっても
いいですか?

いいですよ。それでは、
簡単に説明していきます。

工具鋼は大きく分けて、
工具鋼は、JIS規格で化学成分
および性能を考慮し、大きく
以下の『3種類』に分類されています。
- ✔ 炭素工具鋼(SK材)
- ✔ 合金工具鋼(SKS・SKD・SKTなど)
- ✔ 高速度工具鋼(SKH:ハイス鋼)
この3つの違いを理解することが、
材料選びの第一歩です!

大きく分けてということは?

その中でも細かく種類が
分けられています。

やっぱり・・・!!

まずは基本中の基本、
炭素工具鋼から
見ていきましょう。

現場ではよく「SK材」と
呼ばれているやつです。

お願いします。
【炭素工具鋼(SK材)】安くて切れる「工具の原点」

まずは、炭素工具鋼から
説明します。

炭素工具鋼は、
炭素工具鋼(SK材)の主な特徴
- ✔ 0.55%〜1.5% の炭素を含有
- ✔ 合金元素を含まない「高炭素鋼」
- ✔ 工具鋼の中で安価で使用頻度が高い
コストパフォーマンスに優れた、
工具の「原点」ともいえる鋼材です。

合金元素って何ですか?

合金元素は、焼入れ性を
向上させるもので
合金工具鋼で説明します。

どんな特徴があるんですか?

炭素工具鋼は、
炭素工具鋼(SK材)には、
使用環境によって以下の致命的な
『デメリット』があります。
- ✔ 焼入性が悪く、大型だと内部まで
硬化しにくい - ✔ 熱処理時の「歪み」や「変形」が
大きく出やすい - ✔ 約200℃を超えると
「硬度が急激に低下」する
※特に熱を持つ「高速切削」や
「負荷の大きい金型」への採用は慎重に!

という特徴を持っています。

焼入性が悪いとは
どういうことですか?

焼入れ性が悪いと
浅く表面だけ硬くなり
内部は硬くなりません。
焼入れ性の悪さは「日本刀」と同じ?メリットに変える逆転の発想

ただ、
「焼入れ性が悪い」からこそできる技
- ✔ 表面は硬く、中心は「粘り」を残す
- ✔ 究極の切れ味と折れにくさの両立
デメリットを逆手に取ることで、
日本刀のような
「折れず、曲がらず、よく切れる」
理想的な刃物を作ることが
できるんです!

焼入れ性が悪いということは、
短所にも長所にもなるんですね。

そうなんです。
用途に合った鋼種を選ぶ
必要があるんです。
- ✔ 炭素量 0.55%〜1.5% の
シンプルな鋼材 - ✔ 工具鋼で最安クラス。
使用頻度もNo.1 - ✔ 焼入れ性が低く、
熱処理で変形しやすい - ✔ 熱に弱く 約200℃ で軟化。
高速切削はNG - ✔ 「表面は硬く、中は粘る」
折れない刃物に最適
【本題】合金工具鋼(SKD)vs 高速度工具鋼(SKH)の違いと選び方
合金工具鋼|用途に合わせて進化した4つのスペシャリスト

次は、合金工具鋼を
紹介していきます。

お願いします。

合金工具鋼は、
- ✔ 合金元素を添加して、SK材の弱点
「焼入れ性」を改善 - ✔ 成分の配合で「耐摩耗性」や
「耐熱性」も高めた進化系
「もっと深く、もっと熱く」
過酷な現場のニーズに応える
スペシャリストです。

先ほど出てきた
合金元素ですね。

そうです。

合金元素には役割があります。
簡単にまとめてみました。

これらを添加することで
焼入れ性や切削性や耐摩耗性が
向上するんですね。

しかも、
摩擦熱による硬さの低下と
寿命短縮を抑えてくれます。

合金元素を添加することで
炭素工具鋼の欠点を
補うことが出来るんですね。

ドーピングみたいな
もんですね。

また、合金工具鋼は
JIS規格で
合金工具鋼は、大きく4つの用途に
分かれます。
- ✔ 切削工具用
ドリルやタップなど「削る」道具に - ✔ 耐衝撃工具用
ポンチやチゼルなど「叩く」道具に - ✔ 冷間金型用
常温でプレスや抜き加工をする金型に - ✔ 熱間金型用
高温の素材を加工する鍛造金型などに

の4種類に
分類されています。

4種類もあるんですか!!

簡単に教えてもらって
いいですか?

それでは、
切削工具用から
紹介していきます。

お願いします。

切削工具用は、
炭素工具鋼(SK材)をベースに、
クロム配合でパワーアップ!
- ✔ 耐摩耗性の向上:
削れにくく、鋭い切れ味が長持ち - ✔ 靭性(粘り)の向上:
衝撃に強く、欠けや割れを防ぐ
単なる「硬い鋼」から、
「タフで摩耗に強い実戦向きの鋼」
へと進化しています。

クロム(Cr)を添加して
硬くしてるんですね。

次に、耐衝撃工具用を
紹介します。

お願いします。

耐衝撃工具用は、
ただ足すだけじゃない!
「絶妙なバランス」の秘密
- ✔ 【引き算】:
炭素量(C)をあえて抑える - ✔ 【足し算】:
W・Cr・Vなどの合金元素を添加
この「配合の魔法」によって、
SK材では実現できなかった
圧倒的な「靭性(粘り強さ)」
を手に入れています。

折れにくくなる靭性を高めて
衝撃に強くしてるんですね。

次は、冷間金型用を
紹介します。

お願いします。

冷間金型用は、
さらに過酷な「金型」の世界で
戦うために。
- ✔ クロム(Cr)を大量に添加し、
耐摩耗性を極限まで強化
何万回、何十万回とプレスを繰り返す
金型でも、「摩耗しない・形が崩れない」
強さを実現しています。

切削工具用より耐摩耗性と
焼入れ性を高めた鋼材ですね。

最後に熱間金型用を
紹介します。

お願いします。

熱間金型用は、
過酷な「熱と圧力」に耐える究極の配合
- ✔ 【ベース】:
炭素減、クロム増でバランス調整 - ✔ 【添加】:
Mo・W・Vを惜しみなくプラス
高温の素材を繰り返し成形する、
熱間鍛造やダイカスト用金型に
欠かせない鋼材です。

高温での使用に耐えれるように
高温強度をあげているんですね。
- ✔炭素工具鋼(SK材)の弱点である
「焼入れ性」を改善した進化系 - ✔ Mn・Cr・Mo・V などの
合金元素を贅沢に配合 - ✔ 性能(耐摩耗性・耐熱性)が向上し
工具の寿命短縮を抑えてくれる - ✔ 切削・耐衝撃・冷間・熱間の
4つの専門分野に分かれている
高速度工具鋼(SKH/ハイス)|摩擦熱を跳ね返す「高速切削」の王者

最後に、高速度工具鋼を
紹介します。
高速切削を可能にする「最強の工具鋼」
- ✔ 高炭素鋼に合金元素を「多量」に添加
- ✔ 耐摩耗・耐熱・靭性を高い次元で両立
激しい摩擦熱で
刃先が高温になっても硬さを維持できる、
「高速切削」のために生まれた鋼材です。

主な使用用途は何ですか?

タップ・ホブ・ドリル・
エンドミルに使用されています。

高速で使用するものに
向いているんですね。

耐摩耗性と靭性が高いので
金型の高精度部品にも
使われているようです。
- ✔ 合金元素を「多量」に添加し、
耐熱・耐摩耗・靭性を極めた鋼材 - ✔ 摩擦熱による「軟化」に強く、
高速・過酷な使用環境に耐え抜く - ✔ ドリル・タップ・エンドミルなど
あらゆる切削工具の主役 - ✔ 靭性の高さを活かして、
金型の高精度パーツにも採用される

JIS記号の意味と通説|なぜSKDは「ダイス鋼」と呼ばれるのか?

SKD(ダイス鋼)とか
SKH(ハイス鋼)って
よく聞きますけど、
このアルファベットって
どういう意味なんですか?

公式な文書に明記はないけど、
業界で語り継がれている
「通説」があります。

「通説」!?なんですか。
とても気になります!
SK材|由来は「Steel Kogu」。すべての工具鋼の原点

SK材からいきますね。

お願いします。

炭素工具鋼のSK材は、
SK = Steel Kogu
- ✔ S : Steel(スチール/鋼)
- ✔ K : Kogu(コウグ/工具)
英語と日本語が入り混じった、
歴史を感じさせる略称です。
由来をイメージするだけで、
専門記号がグッと覚えやすくなります!

Kogu(工具)ですか!!
覚えやすいですね!

ただ、SK材は、
安価で便利なSK材ですが、以下の
環境下では性能が発揮できません。
- ✘ 熱に弱い:
摩擦熱で「焼き戻り」が起きやすい - ✘ 高速不向き:
温度が上がる工作機械用には不適 - ✘ 変形リスク:
焼入れ時の歪みが大きく出やすい
SK材は『手作業や低速加工』が主戦場です。

手工具などに向いている
鋼材なんですね。

包丁や木工用のこぎり刃・
ポンチ・タガネのような
手で作業する工具に向いています。
- ✔ 由来は「Steel Kogu」の頭文字
- ✔ 熱に弱く、高速な工作機械には不向き
- ✔ 包丁・のこ・ポンチなど手工具に最適
SKS材|合金をプラスした「特殊(Special)」な進化系

次に、SKS材は
SKS = Steel Kogu Special
- ✔ S・K : Steel Kogu(工具鋼)
- ✔ S : Special(スペシャル)
SKに合金を加え、焼入れ性を高めた進化系。
文字通り「特殊(Special)」な工具鋼です。

工具 Specialですね。

SKS材は、SK材にマンガン(Mn)や
クロム(Cr)を添加して
焼入れ性を向上させたものです。

SKS材はSK材の上位グレード
という感じですね。

そんな感じで
問題ないと思います。

SKS材は、ハンドタップ・丸のこ・
ねじ切りダイスなどの電動工具に
使用されています。

私は、
金型のダイプレートや
バックアッププレート
に使っています。

金型では、他にも少量生産や
試作のプレス金型の
ダイ・パンチで使われたり
するそうです。
- ✔ 由来は「Steel Kogu Special」
- ✔ MnやCrを添加し、焼入れ性を向上
- ✔ タップ・丸のこ・ダイス等に広く採用
SKD材|「金型(Die)」の主役!ダイス鋼の代名詞

次は、SKD材の紹介を
していきます。

SKD材は、
SKD = Steel Kogu Die
- ✔ S・K : Steel Kogu(工具鋼)
- ✔ D : Die(ダイ/金型)
その名の通り「金型」のための工具鋼。
強靭で熱にも強い、金型の代名詞です。

Dieってなんで
金型って意味なんですか?

Dieは、ダイキャスト金型と
呼ばれるように金型用鋼材を
表しておりダイス鋼とも
呼ばれています。

あぁ、そっちですか・・・
よかった。

代表的なJIS記号はSKD11
ですが、非常に硬い反面、
靭性値(粘り)が低めなので
大幅に靭性が改善されたDC53が
代替使用されているようです。

私もDC53やSKD61を
使います。

SKD61は、熱間工具用の
代表的な鋼材ですね。

熱間プレス金型や
ダイキャスト用金型に
使用されているようです。
- ✔ 由来は「Steel Kogu Die」(金型)
- ✔ ダイス鋼とも呼ばれ、金型等に最適
- ✔ SKD11の粘り不足を補うDC53も主流
SKT材|衝撃に耐え抜く「鍛造(Tanzo)」のスペシャリスト

次は、SKT材の紹介を
していきます。

お願いします。

SKT材は、
SKT = Steel Kogu Tanzo
- ✔ S・K : Steel Kogu(工具鋼)
- ✔ T : Tanzo(タンゾウ/鍛造)
文字通り「鍛造」用金型のための鋼材。
高温の衝撃にも強い、熱間工具鋼の代表格。

鍛造用ということですね。

SKT材もダイス鋼の一種で
名前通り、鍛造用金型向けの
鋼種です。

SKTの特徴は何ですか?

鍛造時に起こるハンマーの衝撃に
耐えれるように靭性が
高められた鋼種です。

ただし、
SKT材は「メーカー独自鋼」が主流!
- ✔ 性能を高めた各社独自の鋼材が多い
- ✔ JIS規格にない名称も多いため要注意
採用時は必ずメーカーのカタログ等を
確認し、用途に最適なスペックを
選びましょう。
- ✔ 由来は「Steel Kogu Tanzo」
(鍛造) - ✔ ハンマーの衝撃に耐える
高い靭性が特徴 - ✔ メーカー独自の鋼種が多いため
確認が必須
SKH材|摩擦熱を切り裂く「高速(High Speed)」の王者

次は、SKH材を
紹介していきます。

お願いします。

SKH材は、
SKH = Steel Kogu High-speed
- ✔ S・K : Steel Kogu(工具鋼)
- ✔ H : High-speed(高速)
通称「ハイス鋼」。
高速切削でも刃先が軟化せず、
驚異的な切れ味を維持する
最高峰の工具鋼です。

国際規格では、
ハイス鋼 = HSS とも呼ばれる
- ✔ High Speed Steel の略称
市販ツールのシャンク等に刻印される
「HSS」は、この高速度工具鋼
(ハイス)を意味しています。

HSSは、タップで
見たことがあります。

SKH材は、ハイス鋼とも呼ばれ
名前の通り、高速での切削加工が
目的に開発された工具鋼です。

高速度工具鋼ですね。
これは分かりやすいです。

他にも、
耐摩耗性と靭性を「高次元」で両立!
- ✔ 摩耗に強いのに、粘り強く折れにくい
- ✔ 高精度なパンチや金型部品に最適
過酷な条件下でも精度を保ち続けるため、
金型の高精度部品に重用されます。

ハイス鋼でも不満がある場合は、
粉末ハイス・超硬を使用して下さい。
- ✔ Steel Kogu High-speed
(SKH)の略 - ✔ 国際規格のHigh Speed Steel
(HSS)も同義 - ✔ 通称ハイス。
高速切削を目的に開発された鋼種 - ✔ 耐摩耗性と靭性が共に高く、
金型の高精度部品やパンチに最適
【結論】SKDとSKHはどう使い分ける?最適な選び方
| 特徴 | SKD(ダイス鋼) | SKH(ハイス鋼) |
|---|---|---|
| 主な用途 | 一般的な金型・ プレス部品 |
高精度パンチ・ 高速切削工具 |
| 強み | コストと性能の バランス良 |
圧倒的な硬さと 熱への強さ |
| 弱点 | 非常に硬いものの 粘りに欠ける |
価格がSKDの 約3倍と高価 |
| 選びの目安 | 「量産試作」や「軟材」の加工 | 「本量産」や「難削材」の加工 |
まとめ|工具鋼の特性を理解して「最高の金型」を目指そう
モノづくりの土台を支える
「工具鋼(SK/SKS/SKD/SKT/SKH)」。
多種多様な進化を遂げた鋼材の中から、
用途と目的に合わせた
最適な選択をすることが重要です。
- 「ブランド鋼」も視野に入れる:
JIS規格品だけでなく、
各メーカーが独自に改良した
ブランド鋼(DC53等)が、
現場の課題解決の鍵となります。 - 製造方法による品質差を理解:
成分が同じでも、炭化物のサイズや
均一性で品質は変わります。
信頼できるルートでの材料調達が
不可欠です。 - 決めつけず、最適解を探す:
部品の用途、金型の種類、
さらには設計者の好みまで。
固定観念に縛られず、
現場の状況に合わせた選定を。
工具鋼の選定に迷った際は、
自分だけで判断せず、
会社の規定や実績を確認
してみてください。あなた自身の
経験こそが、最高の金型を作る
第一歩になります。
高精度なモノづくりを。

今は『古い会社を中から変える』
という挑戦の真っ最中です。
そのリアルなドタバタ劇を
物語にしてみました。
もしよかったら、
第1話だけでも覗いてみてください。
📖 【第1話】密室の甘い毒
ありがとうございました。